エッチな体験談(風)の小説になります。
内容は管理者、もじゃえ郎が執筆したオリジナルのものです。
【リア充だった俺がモブ子さんに骨抜きにされた話】
俺が大学生だったので、今から4年位前の話になる。
俺のスペック:身長は平均より上、顔もスタイルも中の上と言ったところ。
モブ子:顔は黒縁眼鏡に癖毛をボブカットにしていて、身長は155cmくらい。目も耳も口も小さめで印象に残りずらい顔だった。アニメや漫画で出てくるモブっぽい女の子なのでモブ子と呼ぶ。
大学は普通ランクの経済学部。サークルは旅行系のサークルに入り、楽しく活動して学生ライフを謳歌していた。
旅行サークルというと「ヤリサー」と思われるかもだけど、うちらのサークルはしっかりと旅行先をリサーチして、あまり知られていない名所を発掘したり、行った旅行先について運営しているブログで特産や名所を紹介したり、「地域活性化」をテーマにわりと真面目に活動していた。
男女比は半々くらい。当然、サークル内で付き合うカップルはあったけど、ヤリ目的の旅行ということはなく節度をもっていたと思う。
実際、男女が楽しく旅行していれば気持ちも盛り上がって、恋人関係になりやすいため出会い目的で参加しているメンバーは多かった。
俺もサークルの交友関係のおかげで、女に不自由することはなく常に付き合っている子がいた。
大学3年の頃、就職活動も本格化することもあって、3年組は最期の旅行になるとあって彼女との思い出作りにしようと楽しみにしていた。
しかし、彼女が高熱でダウン。まだ、コロナが流行していた時ではなかったが高熱だったこともありキャンセルとなった。
俺もテンションが下がりキャンセルしたかったが、急遽のキャンセルは旅館にも迷惑がかかるため行くことにした。
観光地を彼女と一緒に回ろうと思っていたのでちょっと持て余し気味だった俺に、モブ子が話しかけてきた。
「先輩、彼女さん残念でしたね」
「あっ、えと……」
「モブ子です。名前」
「あっ、ごめん。1年だっけ?」
「はい。あの、よかったら一緒に回りませんか?ほら、今回、なんだかんだカップル率多いし」
実際、今回の旅行はカップル率が高く、一人で回るのもなあ、と思っていたのでモブ子の提案には助けられた。
モブ子は観光地をいっしょに巡るあいだも楽しそうに、腕を組んだり、手つないできたりと積極的だった。
(おもったよりスキンシップの激しい子だなあ)と思っていた。
モブ子は今の彼女と見比べると地味だし、自分のタイプじゃない。
(まあ、旅行中は付き合ってやるか)と後輩だったこともあり、上から目線で合わせていた。
和風の旅館だったので、夕食は大部屋でみんなで懐石を食べた。3年組はお酒も飲んで、だいぶいい気分になっていた。
部屋に戻ると、男の4人部屋だったはずだったのに誰も戻ってこない。21時を回っていたのでみんな彼女のところへ行って帰ってこないものと思った。
(これじゃ、ヤリサーだな)
と思ってスマホをいじりながら、うとうとしていると
「失礼しまーす。先輩!」
とモブ子が部屋に入ってきた。1年はお酒は飲んでいないはずなのに、妙にテンションが高い。入ってくるなり、布団の上でごろりと寝転がっていた俺の目の前歩み寄って見下ろしている。
お風呂上りなのだろう湯上りの熱気を帯びた、いい匂いがした。
「先輩。彼女さん残念でしたね、えっく」
「お前、酔ってるのか?」
と訊いたが、すぐモブ子が人差し指で俺の口をふさぐしぐさをして
「それ以上は言っちゃだめですよぅ」
そのまま、人差し指で俺の唇をなぞった。目がトロンとしていて妙な色気があった。
唇をなぞった指を顎、首筋、そして、俺の乳首へと這わせていった。
モブ子の指が俺の乳首を刺激した。
「あっ」
「先輩、かわいい……」
部屋に入ってきてからずっとモブ子に主導権を握られている。モブ子は俺の乳首を弄びながら、キスをしてきた。積極的に舌を絡ませてくる。吐息から微かに酒の匂いがした。
展開の速さに脳みそが付いていかない。
「んぅ、んうん、あ、あん」
ペロ、ジュ、ジュと卑猥な音を立てて、俺の口の中を舌が這いまわる。
キスで頭が痺れてきた俺も、積極的にモブ子の唇と口の中に舌を出し入れしディープキスを楽しんだ。
ギンギンになった俺のあそこをモブ子がさすっている。
俺も酒を飲んだがそれほど酔いは回っていなかったはずだが、今はモブ子のねっとりとしたキスに頭が痺れて酔っているような感覚だった。
俺の浴衣はもうはだけて上半身があらわになっている。
モブ子の浴衣はまだしっかりと襟が合わさっていた。
「先輩。見たい?」
そういうとモブ子は自分で帯を緩め、肩をはだけさせた。中からワインレッドのキャミソールが見え、モブ子が俺の手を取って胸に導いた。
モブ子は小柄で細く見えていたから、これほど胸が大きいとは思ってもいなかった。
「大きい……」
「Fカップですよ。挟めますよ」
モブ子が耳元でささやき、そのまま、俺の耳を嘗め回しながら、舌を耳穴の奥まで入れてきた。俺は呻きながら、その快感に身を任せていた。
「挟んでほしい?センパイ」
「うん」
「何を?どこに?ちゃんと教えて?」
「俺のち〇こをおっぱいに――」
「うふ、かわいい――」
そういうと、モブ子はFカップのオッパイでおれのち〇こをやさしくこすってくれた。Fカップのオッパイは大きいだけでなく、ハリも艶もあって絶妙な刺激だった。
「あっ、気持ちいい。やばい」
俺が悶えているのを楽しそうに見つめながら、パイズリをつづけ、頃合いを見て口に含んでフェラに移行した。
フェラの力加減も絶妙であえなくモブ子の口の中で射精した。モブ子はなんのためらいもなく精子を飲んだ。
「―― モブ子ちゃん、なんかエロいね……」
「ふふ、センパイのおいしい……」
そういいながら、また俺の乳首をいじる。イったばかりだから、一瞬くすぐったかったけどすぐに股間に血液が集まり熱を帯びるのを感じた。
モブ子は俺の左の乳首を爪ではじきながら、右の乳首を舌先で刺激し、手はち〇こをさすっている。
俺も痺れた頭で無我夢中で中途半端にはだけていた浴衣を脱がした。
モブ子の全身があらわになった。
華奢な肩から目線を下すとハリのある大きな胸が目に入る、ピンク色の小さな乳輪の真ん中にかわいい乳首、腰はくびれてお尻は程よく大きく、大人っぽい黒のショーツから伸びた細い脚は綺麗だった。
「入れたい?」
「入れたい――」
俺は即答して、ショーツを脱がした。
ふと、高熱でうなされているであろう彼女の顔が頭をよぎった。
(そういえば、おやすみのラインもしてないな……)
「センパイ?」
動きの止まった俺の顔をモブ子がのぞき込む。
「大丈夫ですよ。今頃、彼女さんもお楽しみだから」
聞き取れるかどうかの囁きでモブ子が言った。
「えっ――?」
モブ子は俺に覆いかぶさるようにまたがると、また、ディープキスと乳首への刺激を再開した。
快感で頭が痺れて思考が停止する。
騎乗位の状態でモブ子が俺のギンギンに勃起したち〇こにクリトリスをこすりつけてくる。
あそこの毛は綺麗に整えられており、愛液で溢れていた。
モブ子が俺を見下ろすようまた訊いた。
「入れたい?センパイ」
こくりと頷き、唾を飲み込んだ。モブ子から目が離せない。
ゆっくりと亀頭を入口に押し当て、腰を沈めていく。
「アッ、センパイ……。ゆっくり入ってきてる……」
モブ子が恍惚の表情を浮かべている。
「きつい、あっ、めっちゃ、あったかくて、気持ちいい」
モブ子はゆっくりと腰を前後にグラインドさせた。細い腰が前後する様は美しくて、エロくて目が離せない。
「あっ、あん、あん、いぃ……。すごい、センパイすごい…… 大好き」
騎乗位から座位に移行して、夢中になって、モブ子の乳首に吸い付いた。小さな乳首を刺激するとビクンと反応してくれる。
モブ子は俺に強く抱きついて、悶えながらも腰のグラインドを速めた。
「あっあっ、あん、当たってる。センパイの当たってる。奥に当たってるのおぉ」
腰のグラインドは前後から、上下に変化していた。Fカップのオッパイが目の前で揺れる。
「いく、いきそうなの――。いっていい?イク、イク!」
俺も射精感がこみ上げる。
「俺もいく」
「あぁぁぁぁ!いっ!――」
ドクン、ドクン、ドクンとモブ子の膣の中でち〇こが何度も脈打っている。
(あぁ、ゴムしてなかった……。でも、めっちゃ気持ちいい)
◇
―後日談―
結局、あの日のモブ子さんは、俺のヒロインになった。
当時から俺は浮気なんてしたことなかったし、彼女への罪悪感もあってモブ子とは距離をおこうと思っていた。
しかし、あっさり彼女が旅行をキャンセルして男と浮気していたことが露呈。俺は二股をかけられていたのだ。
モブ子は俺が二股をかけられているのを知っていたようだった。
出会った当初、地味でモブみたいな女の子だったモブ子は、歳を重ねるたびにどんどん綺麗になった。
つらい就職活動もモブ子の励ましのおかげで無事通過した。
今ではいつも俺を支えて、励まして、力をいっぱいくれる自慢の妻である。
ちなみにセックスの時は、今でも主導権を握られている。
――完――