エッチな体験談風 短編小説
2019年ラグビーワールドカップが日本で開催され、日本代表選手たちが大活躍をした。
元ラガーマンの俺としてはかなり胸アツな夏だった。
大会終了と同時に巻き起こったラグビーブーム、マッチョで誠実な日本中のラグビー青年たちにモテキが到来した。
もはや、青年の域を越えたアラフォーの俺でもそんなブームにあやかった話。
俺は高校、大学と青春をラグビーにつぎ込んだ。
当時ラガーマンは、朴訥なイメージと無駄にがっちりした体格が暑苦しかったのか合コンではモテなかったな。
やはり、スポーツ系合コンの花形といえば、野球やサッカーが日本では根強く人気がある。
特にサッカーをやっている奴はおしゃれな奴も多くてモテてたな。
俺は、大学卒業後地元に戻り、祖父から続いている工務店を手伝うことにした。
学生時代、応援もしてくれたし、存分にラグビーに打ち込ませてくれた両親への恩返しもある。
地元密着の小さな工務店だけどリフォームの仕事は安定的に入ってくるし、経営はまずまずといったところ。
親父が社長で、俺にも専務という役職を与えてもらっている。
幼馴染にケースケという奴が居て、地元に戻ってきた少ない男友達ともあってよく酒を飲みに行ったり今でもつるんでいる。
こいつはいわゆる町医者の息子で、医師免許を無事取得し地元に戻ってきた跡取り息子。
祖父の代から地元に愛されるクリニックで、患者が離れることもなくケースケ自身も羽振りは良かった。
その日も、行きつけのBarで二人で酒を酌み交わしていた。
「いいな~。ラガーマンブーム」
ほろ酔いの、ケースケがウイスキーグラスを傾けながら言った。
「まあ、いまの若いやつはいいけど、俺の時は全然だったぜ~。俺だって婚期逃してるし」
「いや、アラフォーなんてまだまだ、これからよ。そんなお前に羨ましい話を持ってきた」
「はあ?『羨ましい話』ってなんだよ」
「ここからは他言無用で頼む」
「ああ、分かった―― で?」
「俺はある社交クラブに半年くらい前から参加しているんだが、この社交クラブ、表向きはセレブ達が集う投資家たちの集まり的な社交クラブなんだが、裏の顔がある」
「なんだか、もったいぶってるな」
「週末、広い別荘を貸切ってだな、紳士淑女が入り乱れて『中出しセックス』を愉しむんだ――」
「マジか……」
俺は言葉が続かず、とりあえずゴクリと唾を飲み込んだ。
「俺も新参者になるから、全容はわからんがお歴々にはかなりのセレブが名を連ねているらしい……」
「で、俺と、さっきの『羨ましい話』はどうつながるんだ?」
「まあ、待てって。この社交クラブには中出し愛好家の紳士淑女をマッチングするコーディネーターがいて、そのコーディネーターから30代の元ラガーマンを紹介してくれないかとオファーがあってだな――」
「――俺に白羽の矢が立ったってことか」
「俺も、入会しないとならないのか?」
「入会したければ、紹介制だから俺が紹介してやるけど月会費10万だぜ」
「高いな……、さすがセレブの集まりだ」
「今回は、お前はゲストで報酬も出るそうだ。しかも、セレブの美女に中出しできる」
(そんないい話があるのか?中出しってことは、生挿入じゃねえか――)
「そんな、うまい話あるのかよ」
さすがに警戒する。
「ああ、俺だってなんとか時間をつくって半年くらい通ってるが、そう簡単にマッチングするわけじゃない」
ケースケは続ける。
「毎月10万払って、月1回マッチングすればいいところさ。だけど、今回ゲストのお前は確実にヤレル」
そう言ってケースケは、拳を握り、人差し指と中指から親指を出す、オメコのポーズを取った。とても医者とは思えない。
「それで『羨ましい話』と、言うことになるのか。でも、若者じゃなくてなんで、30代なんだ?」
「ほら、日本代表でも30代の選手が渋い活躍しただろ、男の深み、みたいなもんじゃねえか」
(俺に、リー〇・マイケルみたいな深みが、にじみ出ている自信ないな……)
「当然、お前も来るんだよな?」
「ああ、紹介制だしな。心配するな」
そんなこんなで、コーディネーターが間に入り、日程調整が行われ翌月、俺はケースケの運転する高級車で軽井沢にある別荘地へ向った。
そこは、よくドラマの撮影とかで出てきそうな高級な屋敷だった。
別荘に着くなり、ケースケから仮面を渡される。
これもよくドラマや映画で出てくる、社交界の仮面というヤツだ。目元だけを隠す仮面だった。
玄関に近づくなり、黒服のこれまた仮面をつけた女性が出迎え、屋敷を案内してくれる。彼女がコーディネーターらしい。所作には品があった。
俺たちは、玄関エントランスから繋がる広い部屋に通された。
そこには、黒いロングドレスの女性と、薄紫色のシースルーのロングドレスを着た二人の女性が待っていた。
俺たちと同じように目元に仮面をつけているが、仮面越しにも美女だとわかる――。
二人が身につけているドレスは身体のラインを大胆にあらわしており、スタイルの良さを見せつけているかのようだ。
俺はゴクリと唾を飲み込む。
二人は右手を肩に当てながら、ゆっくりと品のあるお辞儀をした。
「リョウコとお呼びください」
と黒いロングドレスの女性が挨拶をする。
「ミヤとお呼びください」
と薄紫色のシースルーのロングドレスの女性が続く。
俺たちもタジタジになりながらお辞儀を返す。
「うふふ、そう硬くならないでください」
リョウコが柔らかな笑みを浮かべ言った。
「そうですわ、硬くするのはアソコだけ――」
ミヤがさりげなく下ネタで続く。品のある容姿とのギャップに驚く。
二人とも俺に、にじり寄るとすぐさま俺の胸板を遠慮なしに撫でまわした。
「「ステキ――」」
俺は工務店の現場作業にも積極的に参加してるし、筋トレも続けており現役時代の体形を維持していた。体形だけなら現役のラガーマンに引けを取らないはずだ。
「では、ミヤさんお約束通り私が――」
リョウコがミヤの耳元でそう言った。
「……。はい」
やや、不満そうにミヤが答える。
そのやり取りの後、リョウコが俺にしなだれるように身体を寄せ、胸を押し付けるように腕を絡める。
「腕もとっても太い……」
俺とリョウコがくっつくのを羨ましそうに見ながらミヤは、ケースケの隣に立った。
「お前のおかげで、俺もマッチングしてもらった」
そういって、ケースケがまたオメコのポーズで拳を突き出す。こいつは本当に医者か?下品だ――。
リョウコと腕を組みながら、階段を上がりベッドルームへ向う。
ずっと、柔らかい胸を押し付けながらも、リョウコからは女の甘い芳香が鼻腔に流れてくる。
香水に媚薬でも混ざってるんじゃないか?と思えるほどエロい匂いで、頭がクラクラした。
ベッドルームはキングサイズのベッドが真ん中にどっかりと置かれた贅沢な造りだ。
まさにセックスするためだけに用意されているのではないかと思った。
間接照明で、柔らかい光が足元から照らされ、これから始まるであろう快楽への期待を高まらせる。
二人だけになると、リョウコは自ら仮面を外し、俺の仮面も頬をいやらしく愛撫しながら外した。
20代後半だろうか、女優だと言ってもおかしくないほどの美女だ。
大きな瞳に、長い睫毛、よく通る鼻筋から繋がるぽってりとした、艶のある唇が常に口角を上げ、優し気な笑みを浮かべている。
「仮面を外して、がっかりさせてませんか?」
リョウコは俺の胸板を擦りながら、顔を胸板に顔を寄せて言った。
「こんな綺麗な人と間近で接するの始めてだ」
「嬉しい――」
リョウコは背伸びして、俺に唇を寄せる。
俺の身長は182㎝、リョウコは165㎝くらいだろうか。
柔らかい唇に触れるや否や、積極的に舌を入れてきた。
じゅる、ちゅ、べろ、じゅ、じゅる
「はうぅん、私、キス好きなのぉ❤」
エロい社交クラブに身を置いているだけあって、淫猥な雰囲気をまき散らしている。
女性経験に乏しい俺は、リョウコのリードに任せることにした。
「実は、俺――、経験も乏しいからリョウコさんを満足させられるか……」
「心配なさらないで、シャイなところも、ラガーマンの魅力の一つですわ」
そう言って、ベロチュウをしながら、俺の股間を撫でまわす。
「ステキ……。布越しからでもあなたのペニスの大きさが分かる……」
絶妙な強弱で触られ、股間が膨らみ始めていた。
俺のチ〇ポは太すぎて、今まで何度も挿入に失敗した経験がある。
学生の頃、付き合った彼女といざ、セックスというところで「こんなの無理!」と拒否られ振られたことが2度あった。巨根は俺のコンプレックスになっていた。
リョウコはいやらしい手つきで愛撫しながら俺の衣服を脱がせていく、またたくまに全裸に剥かれた。
そして、促され、ベットに腰を掛けた。もはや、なすがままだ。
目の前に立つリョウコをやや見上げる位置関係。
うっとりとした表情で俺を見下ろし、腕を自分の背中に回し、器用にドレスの留め具のようなものを外した。
スルリとロングドレスが落ち、リョウコが裸になった。
(ドレスの中は裸だったのか!)
ドレスも脱ぎやすいようデザインされている。すべてがセックスするために準備されているのだ。
驚いたのものの、すぐさまリョウコの身体に釘付けになる。
セレブは自分の身体を美しく保つためにトレーニングしていると聞くがまさにそれだ。
ほっそりとしたスレンダー体形だが、乳房はたわわに実る果物のように瑞々しく張り出し、腰はくびれ、鍛えらえた腹筋はうっすらと割れている。ヒップは小ぶりだが女性的な丸みを帯び、すらりと細い太ももは艶やかで、ふくらはぎもランニングをしている人間に見られる筋肉の筋が浮かんでいる。
秘部は――。いっさいの毛がなく、縦に割れ目を覗かせている。
セレブは恥毛を処理していると聞いたことがあるが、美女のパイパンは予想以上にそそるものがある。
「綺麗だ……」
素直に口からこぼれる称賛の言葉。
「嬉しい――、 あなたもとても素敵、そして、あなたのペニス……」
彼女は膝を付きにじり寄ると、うっとりとした表情でペニスに顔を寄せた。
「日本人でこれほど太いのは始めて❤」
俺の巨根を見ても動じることなく、顔を寄せる。
リョウコの裸を見て興奮しているとは言え、まだまだ半勃起といったところか。
「うふ」
リョウコは俺のペニスをしごきながら、亀頭を口に含んだ。
じゅる、ぐぽっ
一度、口から出すと
「しゅごい、顎が外れちゃう――」
そう、一言つぶやきまた口に含んだ。
じゅ、じゅる、じゅ、じゅ、じゅ
快感により、血流がペニスに集まり海綿体にそそがれ、より猛々しく勃起した。
「ステキ!このオチ〇ポから、放たれる精液はどれほどかしら……」
ペニスをしゃぶりながら野獣のような目で俺を見上げると、今度はキスをせがむように抱き着いて来た。
そのしぐさがとても可愛くて、俺はディープキスをしながらもリョウコを抱きかかえ、お姫様だっこをするとベットの中央に寝かせた。
「逞しくて、ステキ――」
興奮状態に任せてリョウコの乳房を揉みしだき、乳首にむしゃぶりつく。
「あああん、もっと、乱暴に猛々しくして❤」
激しい愛撫を懇願され、スレンダーボディを俺の大きな無骨な手で撫でまわした。
「はん、はん、あん、もっと❤もっと、むちゃくちゃにして❤」
俺の指が彼女の秘部に触れる。すでに愛液が溢れ、したたる。
中指を膣へ挿入する。
「はう!太い――」
俺の無骨な中指は一般男性のペニスくらいあるやもしれない。
しかし、リョウコのオマ〇コは今まで付き合った女とは全く違い、伸縮性に富んでいる。
(これが、多くの男を知っているマ〇コか――)
最初、可憐な花びらのようだった膣口はヒクヒクと開き、アワビを彷彿とさせ、淫靡に蠢いていた。
(このマ〇コなら俺の巨根も飲み込んでくれるんじゃないか――)
「ほしい❤あなたのその大きなオチ〇ポほしいの❤」
リョウコが蕩けた表情で懇願する。
俺は、ギンギンのペニスを正常位の体制で、リョウコの入口に押し当てた。
「ひぐっ!―― 、ひゃん、あ”っつ!」
じゅるじゅるの愛液が天然のローションになり、肉襞はペニスを誘うように包みくわえ込んでいく。
「はぁぁ!熱くて、太い❤」
女性の身体の神秘を痛感する。こんな華奢な女性のオマ〇コが俺の巨根を飲み込んでいくのだ。
「ひぐぅ!」
ついに、膣奥に達した。
この状態で動かさず、生挿入の快感をじっくりと堪能した。
肉襞がペニスに絡まりつつも蠕動運動を続けているのがわかる。
生挿入でしか味わえない感覚だろう。
「お願い、子宮にこの太いオチ〇ポで子宮にいっぱいキスして❤そして、マグマみたいな熱い精子を注いで❤」
リョウコは綺麗は顔で想像もつかないほど卑猥なお願いを口にした。
俺はペニスを一度引き抜き、また打ちつけた。
「ひ!キス❤キスなの!もっと、もっと❤子宮にキスして!」
じゅん、じゅん、ぶしゅん、じゅん、じゅん、ぶしゅん、じゅん、じゅん
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっあぁぁぁ!」
びくん、びくんとリョウコの身体がのけぞり硬直した。
「はあ、はあ、―― こんな、に、早く、膣イキしたの始めて❤」
リョウコが口づけをおねだりするように唇を尖らす。
「下から突いて❤」
ディープキスをしながら、軽いリョウコの身体を難なく抱き起し今度は彼女を上にする。
騎乗位の状態で見上げるリョウコはまた、違った美しさと淫猥な魅力を放つ。
恥毛のないオマ〇コが俺の巨根をくわえ込んでいる。
ペニスをぱっくりとくわえ込んでいる接合部がしっかりと見え淫靡だ。
上になったリョウコは、ゆっくりと腰をグラインドさせる。
抜いたり差したりのピストンより、くわえ込んだままぐりんぐりんと動かすほうが子宮に響くようだ。
「はん、はん、❤っ、❤っ、❤っ、あん」
声を裏返らせ、喘ぎ、グラインドを続ける。
「ダメェ❤イキすぎて―― もう、ダメェ――」
オーガズムが続きすぎて、疲れたのかグラインドが止まる。
背中をのけぞらせ、びくびくと小刻みに脈動する。
腰の動きとは反比例して膣の中では肉襞が快楽を求めてぎゅるぎゅると蠢いていた。
リョウコは断続的なオーガズムの快楽に酔っているのか、トロンとした表情で虚空を見ている。
俺は一度ペニスを抜いた。
「あん、だめぇ、オチ〇ポ、抜かないでぇ」
「熱い、精子がほしいんだろ」
そう言って、俺はリョウコをうつぶせに寝かせ、寝バックの体位でペニスをねじ込んだ。
「ひぐ!❤」
違う角度からの刺激にリョウコが覚醒する。
ばちん、ばちんとあえて激しくピストンした。
「あっ❤、あっ、あっ、あっ、あっ、!!!」
「何が、ほしいか言えほら!」
「精子~、熱い精子を子宮にトライして❤」
そうだ、リョウコはラガーマンとの中出しセックスを所望してたんだ。
リョウコを喜ばせるため俺もラガーマンとなる。
「ほら、トライするぞ、子宮に!」
興奮がマックスになり射精感が込み上げる。
「来て❤❤!子宮に!❤ぁぁぁぁあ、ぐ!」
びゅー、びゅく、びゅく、びゅく、びゅく、びゅく
子宮めがけて多量の精子が放たれる。
放出中も快感のあまり、脳みそがビリビリした。
人生初の中出し……。
こんな気持ちの良いもだったのか――。
シャワーを浴びた俺たちは、同じく中出しセックスを愉しんだケースケたちと一緒に酒を嗜みながらラグビー談話などを愉しんだ。もともと、泊まるつまりだったし。
それぞれ、個室が与えられていたけど、リョウコから俺の巨根のすごさ聞いたのか、興味津々だったミヤに夜這いされた。
リョウコの方が俺のタイプだったけど、ミヤも可愛いい系の美女でエロかった。
結局、2発搾り取られた。
ミヤはリョウコよりも小さな身体で最初「入るか?」と心配だったけど、ほぐれると俺の巨根を易々と飲み込み快楽を貪った。
つくづく女の身体の神秘に驚かされた一晩だった。
中出しセックスに魅了された俺は彼女たちとの関係を続けたかったが、今後は入会を勧められた。
彼女らは実は既婚者らしく、不毛な遊びだと思い入会しなった。
だけど、彼女らには感謝している。
巨根がコンプレックスの俺にとって、女性の身体の神秘性を教えてくれた。
ちなみにケースケは入会を続け、中出しセックスを愉しんでいるらしい。
ケースケがミヤと中出しセックスを愉しんだ後に、俺がミヤに中出ししたから中出し穴兄弟といったところか。
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中出し社交クラブで自信がついて俺は、積極的に婚活を始め、今の嫁と結ばれた。
最初、俺の巨根を怖がっていた嫁も今では巨根を欲しがる可愛い嫁に成長したのだった。
そして先月待望の長男を出産して、また、ぼちぼち中出しセックスを再開する予定だ。
女ってホント不思議だ。
嫁はリョウコたちのような洗練した美女ではなかったけど、セックスする度にどんどん綺麗になったし、オマ〇コは俺の巨根を易々と飲み込むエロマンになった。
まあ、出産の立ち合いで思ったけど、大きな赤ちゃんが出てくることが出来るんだもんホントに神秘としか言いようがない。
ちなみに赤ちゃんは俺に似たのかビックチャイルドだった。
今でも嫁一筋の俺だけど、ふと俺に自信をくれた中出し社交クラブについて思い出したので投稿した。
みんなも、中出し社交クラブと縁が出来たらヨロシクね。
―― 完 ――