エッチな体験談風 短編小説
( ゚Д゚)「おーい、誰か~、タスケテぽ」
(‘_’)「ん?美少女JKと痴漢プレイを楽しんでいるイッチか?ナシタノ」
( ゚Д゚)「プレイ中に乗客に見つかって、駅の事務所でつるし上げにあってます」
(-.-)「まあ、天罰やな……」
( ゚Д゚)「そんなこと言わないで、タス!!―――― 」
(‘_’)「まあ、釣りじゃなければ、実況してる余裕ないわな……」
◇
「君ねえ、今の状況分かってるの?」
動揺のあまり、実況を始めてしまいスマホをいじっていたが、めっちゃ身体のデカい駅員に俺はスマホを取り上げられた。
そして、駅内の事務所の中にある面談室のような小さな部屋で俺は正座をさせられている。この部屋には現在、俺と花梨と駅員と中年オヤジの4人だ。
満員電車での、花梨と痴漢プレイ中に、まず小さな子供に気付かれた。
まあ、子供の目線だと丸見えだわな。
「ねえ、ママ、あのお姉ちゃんなんか苦しそうだよ」
「!!!!?」
その日、興が乗ってプレイがエスカレートしていた俺は、花梨にディルトタイプのバイブをねじ込み、ウィンウィンと動かし、花梨をイかせていた。密着して、うなじに顔をすり寄せている様は痴漢の現行犯としては十分だった。
で、小さな子供の母親が「何やってるんですか?」と大声をあげ、近くの正義感?溢れる中年オヤジに俺は腕をねじり上げられ、ココへ連れてこられたのだ。
第一発見者の母子は「子供の教育に悪いのでごめんなさい」と言って、駅員と中年オヤジに引き継いで去っていった。
今は、駅員が呼んだ警察官が来るまで、ここで軟禁されているというわけだ。花梨も被害者として椅子に座っているが中年オヤジが守るかのように花梨の前に立ちはだかっていた。
俺たちの前の小さなテーブルには花梨のオマ〇コにハマっていたバイブが、エッチな匂いを放ちながら証拠品として置かれている。
中年オヤジも駅員もバイブと花梨を交互に見ては股間を膨らましている。
黙っていれば、まるで人形のような整った顔の少女のオマ〇コにバイブがウィンウィンと蠢いているさまを想像してしまえば当然か――。
ち〇こを勃起させながらも、放つ言葉は聖人君子のようだった。
「君ね、こんな年端もいかない少女に、バイブを使って痴漢行為するだなんて、スーツなんて着てるから社会人だろが!今後の人生については覚悟したまえ」
それには、花梨がたまらず反論に入ってくれた。
「だ、か、ら、ずっと、ワタシおじさんたちに言ってるけど。コウちゃんとワタシは付き合ってるの!これが証拠なんだから!」
そう言って、鞄から「痴漢契約書」を取り出し、駅員と中年オヤジに開いて高らかに掲げ見せる。
(あら~。花梨ちゃんそれはマズいっしょ――)
「……」
開いた口がふさがらない駅員。
「……、君ね。社会人として恥ずかしくないのかね。痴漢契約なんて!――うら、けしからん!」
「うら」の後に「うらやましい」と本音が洩れそうだったけど――、正義感を振り回す中年オヤジ。
そこで、面談室のドアがノックされる。
一同、呼んでいた警察官が到着したと思った。
しかし、ドアを開けて入ってきたのは、デカい駅員よりもさらに大柄で高そうなスーツの着た白人系の外国人だった。
「パパ!」
花梨が笑顔で胸に手を合わせ安堵の表情になる。この事態を受けて、花梨が連絡したのだろう。しかし、この外国人、何処かで会ったことがあるような……。
駅員も花梨が未成年なので、保護者の登場に安堵しているようだった。
そして、花梨のパパは俺ににじり寄る。えっ、これヤバい感じ――?。
「ゴメンナサーイ」
しかし、花梨のパパは大きな身体を縮こませ俺に詫びたのだった。
パパの登場で、事態は一気に終息した。花梨パパは駅員と中年オヤジのポケットに何やらプリペイドカードような物をねじ込み(一瞬見えたが50000の数字だった)駅員には警察官には誤報だと伝えるようお願いしていた。
そして、完全に遅刻だったが、花梨パパの運転する高級車で会社に送ってもらった。
「デハ、コウタくん、コンド、ゴリョウシンにゴアイサツに行くからヨロシクね」
「えっ?あっ、はい」
「じゃ、コウちゃんお仕事頑張ってね❤」
花梨は俺の頬にキスをすると車に乗り込み、高級車は去っていった。
花梨パパは俺を知っている――。
――いや、俺も花梨パパを知っている。
週末、花梨と花梨パパは一緒に菓子折りを持って自宅へ訪れた(ちなみに俺は実家暮らし)。
俺の両親は、花梨パパから渡された名刺を持って固まっている。俺も名刺を覗き込む。
なんと、今では世界的に有名な国際企業の日本法人役員とある……。
「コノタビハは、娘がコウタくんにまた、イタズラをしてしまってゴメンナサイ」
俺の両親は状況が掴めず、頭の上に?が付いている。
そんな両親に花梨パパは、時折流暢になる日本語で経緯を説明した。
その説明では、花梨が俺に接近して、自分に痴漢プレイをするように誘導したというものだった。
そうなの?
花梨は顔を赤らめて下を向いている。
父さんが口を開く。
「光太、女子高生に痴漢プレイって……」
と言って、がっくり肩を落とし、母さんも羞恥で顔をあかくしている。そして、俺の方を向いてくれない。
凍り付いた空気を溶かすように花梨パパが提案した。
「ユーたち、もう、婚約しちゃいなヨ!」
「そうだよ!コウちゃん!」
かぶせるように花梨も身体を弾ませた。
――コウちゃん、コウちゃん、……
花梨の透き通るような弾む声。
聞き覚えがある――。
(あっ―― 思い出した)
キャリンだ――。
◇
俺は小学6年の頃、キャリンというハーフの女の子と出会った。
俺の家から自転車で通える範囲に、有名な建築家がデザインした大きな公園があった。
そこには、15分おきに吹き上がる噴水と子供が水遊びをするのにもってこいの噴水プールがあった。
その夏、記録的な猛暑と電力不足が重なって、電力会社からの節電要請があった。
ある程度自分で行動できる年齢になっていた俺は涼をもてめて、夏休み中自転車でその公園に通った。
連日のようにその噴水プールで遊びながら1日を過ごした。
その噴水プールで、仲良くなった少女がいた。
「ワタシね。キャリン。お兄ちゃんは?」
「俺は光太」
「じゃあ、コウちゃんね」
年下なのは間違いないが、ハーフの子特有の発達の早さもあり、身体は小さいもののハキハキと明瞭な受け答えをしていた。
小さな顔に、グレーの目、栗色の髪は日の光を反射してキラキラと輝いている。
まるで、フィギュア人形のようだと思った。
最初は年下ということもあり、お兄ちゃん気分でに遊んであげているつもりだったけど、キャリンは発達も早く、頭の回転も速かった。
いっしょにきゃっ、きゃっと遊んでいても、いつのまにかリードされている場面が多くなった。
透き通るような白い肌、水を浴びて、透けるTシャツ、美少女の乳首が透ける。
ショートパンツも濡れ、伸びる細くてすべすべの脚の付け根から、走ったり、はしゃいだりした瞬間パンツが見えた。
その様に、釘付けになり俺は初めて勃起した。
「?コウちゃん?おチンチンがはれてるよ?」
キャリンが俺の勃起に気づく。
「ママがパパにしているおまじないがあるの――」
そう言って、キャリンは俺を周りの大人たちから死角になってたコンクリート造りのドーム状の遊具へと誘う。
水遊び用の海パンだったこともあり、年下のキャリンにあっさりと脱がされた。
キャリンの目の前で、初々しくも勃起し反り返る俺のチ〇ポ。
そこで、キャリンは両親達のセックスを盗み見て得た知識で俺のチ〇ポを手コキした。
「え?え?なんか、止めてよ、痛いよ。汚いよ」
勃起はしていたものの、性知識が乏しかったのと、初めての刺激に怖くなり俺は一度拒絶した。
「あれ?気持ち良くないの? うーん、お口の方がいいのかも」
俺が一度拒絶すると、いろいろと思案したキャリンは躊躇なく俺のチ〇ポをくわえた。
おそらく、当時8歳の少女――。
その少女が、12歳の少年のチ〇ポをフェラし始めたのた。
今考えると、かなり異様な光景だ。
「キャリン!歯が当たると痛いよ!」
キャリンの小さな口ではどうしても歯が当たる。
「ごめんね、ちょっと待って、こう?」
じゅぽ、じゅ、じゅぽ、じゅぽ、じゅ
飲み込みの早いキャリンは歯の当たらない、くわえ方をすぐに見出した。
じゅぽ、きゅぽ、じゅぽ、じゅ 「コウちゃん、キモヒイイ?」
チ〇ポをしゃぶりながら、上目遣いでキャリンが訊いてくる。
「あっ!なんか、え? おしっこ、出る?! えっ? わああぁぁぁぁ!」
唐突にこみ上げた射精感に抗うことができず、精液が放たれる。
びゅっ、びゅっ、びゅ~と初めての射精に戸惑う俺。
「わあ、なんか、おいしくないよこれ、ママはおいしそうにしてたのに――」
ぺっ、ぺっっと、キャリンは俺の精子を吐き出している。
少年の叫び声に気づいた大人たちが集まってくる。
平日の公園ということもあり、お母さんが多く、チ〇ポに白い液体を付けた少年と口から白い液体を吐き出す少女を交互に見てかなり困惑していた。
「カリン?」
そんな、困惑しているお母さんたちをかき分け、大きな身体の外国人がキャリンに歩み寄り抱き寄せ、何事かとキャリンに問い詰めていた。
「うんとね、コウちゃんが苦しそうだったから、ママがパパにしているみたいにお口でらくに――」
外国人(カリンのパパだろう)は慌てて、キャリンの口を塞ぐように抱きしめ。
「オー・マイ・ゴッド!」と天を仰ぐように言った。
周囲のお母さんたちも、おませな少女が少年のチ〇ポをフェラしてイかせてしまったのだと理解したのか、困惑な表情を浮かべながらも散っていった。
そのあと、キャリンのパパは俺を車で家まで送ってくれ、ちょうど夕飯支度をしていた、母さんに事の経緯をカタコトの日本語で説明し、大きな身体を小さくして詫びていたっけ。
母さんにとっては、まだまだ可愛い盛りの少年だと思っていた息子が、少女のいたずらで強制的に男にされたようなものだ。
かなりの剣幕でキャリンのお父さんを責めていた。
そして、俺はその公園に遊びに行くことを禁じられ、不思議な罪悪感を感じていたからか、その出来事は俺の記憶の奥底に封印されていたのだ。
「オマエ……、あの時のキャリンなのか?」
あの時のキャリンが花梨だったのだ。
「うふ、やっと気づいてくれた。コウちゃん」
なんてことだ……。
(浅知恵で痴漢契約なんて結んで美少女を「調教」だと?)
こいつの望む通り、痴漢プレイにのめり込んで、むしろ「調教」されていたのは俺のほうじゃあないか? 最初から花梨の掌の上で遊ばれていた――。
ちなみに、花梨は一人っ子でお姉ちゃんなんていない。
花梨の天使のような笑顔が、今では魔女の微笑に見える――。
子供の時のあの出会いから、実は花梨は俺に執着していてずっとストーカーされていたらしい。
そう言われ、ガキの頃からの自分の写真データを見返してみる。
様々な写真に見切れる謎の少女。
ざわり……。
――――
今日は、いつものカフェで花梨とデートしている。
痴漢プレイには懲りたので、健全にカフェでデートだ。
「これからは親公認のカップルなんだから~、いっぱいエッチなことできるねコウちゃん❤」
妖艶な笑みを浮かべ、テーブルの下からつま先で俺の股間をツンツンとイタズラしてくる。
「うふ、また起ってきた。コウちゃんてホント変態さんなんだから――」
可愛い顔をして、全開で痴女ってくる通常運転の花梨――。
――痴漢契約がいつの間にか、婚約になってしまった。
(――あっ、そう言えば、実況板に事後報告するのは忘れてたな)
――――
(‘ω’) 「そう言えば、JKと痴漢契約結んだ羨ましいイッチは再登場しないな~」
(‘_’)「俺が呪っておいたから、捕まったやろ」
(‘ω’) 「うむ やむなし 」
(‘_’)「しかし、本当だったら羨ましすぐる 釣りであってほしい……」
(‘ω’) 「痴漢は、妄想世界で止めるべきだな。AVとかエロ漫画とか」
(‘_’)「最近はゲームもかなりハードでエロいぞ~」
(‘ω’) 「なんか、ムラっとしてきたから、ネットでずりネタでも漁るか……」
――完――