エッチな体験
あることがきっかけで、胸がスカッとした話。
私は、大学を卒業して最初に就職した会社を1年で退職。
そのあとは派遣会社に登録して、事務職でOLをしている。
所謂、派遣OL。
退職した会社は古い体質の会社で独自ルールが多く、ストレスになっていた。
「愛社精神」
そんな時代錯誤な会社だった。
今は派遣OLとして、某有名企業グループの子会社で事務職として働いている。
都会の新しくて綺麗なオフィス。
しがらみのない人間関係。
「割といいじゃん」
と最初の時は思っていた。
でも、仕事を覚えて、契約の更新を重ねていくにつれ、いろいろと不満が出てくる。
まず、事務系の雑務が圧倒的に多い。
だから、マルチタスクが求められ、時間ギリギリまで事務処理に追われる。
正社員どもの方がのんびり仕事しているように見える。
そして、給料が全くと言っていいほど増えない。
仕事をこなせばこなすほど、気持ち的に「割に合わない」と感じてしまう。
だから、どんどんモチベーションは下がっていく。
さらにいえば、扱いがどこまでいっても、やっぱり「派遣さん」だ。
大手企業だけあって、面と向かって「派遣さん」と呼ぶ、時代錯誤の輩はいない。
面と向かっては苗字で呼ばれる。
だけど、正社員だけだと「派遣さんたち」と呼んでいるだろうと思う。
被害妄想かなあ?
ともあれ、若い正社員に超、上から目線のいけ好かない奴がいた。
つい、1年前は新入社員で、たいして仕事もできなかったのに、最近じゃ一丁前に私たち派遣にいろいろと仕事を押し付けてくる。
「じゃ、この処理ヨロシクです」
「あっ、これ今日中に処理ヨロシクです」
最近じゃ語尾の「です」が省略されて「ヨロシク」だ。
派遣仲間の間では「上から君」とあだ名をつけて呼んでいる。
前置きが長くなったけど、
この、上から君との関係がある事がきっかけで逆転したエッチな話。
この、上から君、偉そうな割にそれほど仕事ができない。
だからか、私たち派遣に仕事をふって誤魔化しているのだ。
そして、割と大きなミスを犯す。
その大きなミスを上司にばれないように私が処理してあげた。
「アオイさん。ありがとうございました。マジ助かりましたぁ」
ミスが続いていた彼としてはかなりピンチだったらしく、めずらしくお礼を言ってきた。
「じゃあ、今度、ご飯をごちそうしてください」
まあ、社交辞令的に軽く、おねだりしてみた。
「はい!美味しいお店探しておきます。洋食系、中華系、和食、居酒屋、何系がイイすっか?」
「気楽な居酒屋系で」
それで、二人で居酒屋で一緒に飲んだ。
「いやあ~。係長、マジけっこうエグいっすよ。次から次へと仕事ふってきて」
(おまえが言うか……)
そして酔うとだんだん、甘えてくる。
「お局主任なんて、俺のこと目の敵にしてるんすよ。酷いんすよぉ」
さっきから、愚痴ばかり……。
「アオイさんは仕事もできて、いつもサポートしてくれてホント助かってます」
「まあ、それが仕事なんで」
「ホント、ありがとしゃます」
酒に弱かったのか……。
すでに呂律がまわっていない。
肩を貸しながら、しっかりと彼の財布で支払いして、店を後にする。
「アオイさん俺、アオイさんのこと……す、スキ◎×△……」
(うーん。正直、あまりタイプじゃなかったけど――)
ちょっと、私のS心に火が灯った。
タクシーで彼の部屋へ。
タクシー代もしっかり彼の財布から払った。
オートロックのけっこういい部屋だった。
彼に肩を貸しながら部屋に入り、彼のスーツを脱がし一緒にシャワーへ。
「ア、アオイさん?」
積極的な私の動きに戸惑っている様子。
彼のチ〇ポは、飲みすぎたせいかギンギンとはなっていなかった。
仮性包茎のおチ〇ポ。
大きさも平均より、ちょっと小さいくらい。
手で優しく剥いてあげる。
「はう」
彼が悶える。
ボディソープを泡泡にして、おチ〇ポを優しく包む。
カリの部分も綺麗にしてあげる。
「アオイさん……。気持ちいいス」
彼は甘えるように抱きついてくる。
キスをする。
私の方から、舌を滑り込ませる。
彼は、あまり女性経験がないのか慣れない舌づかいで必死に応じる。
ちゅ、ぢゅ、ちゅ、ちゅ、ぢゅ
ディープキスしながら、彼のおチ〇ポを手コキする。
「はあ、アオイさん」
手コキするたび、彼のおチ〇ポに熱を帯び、硬さと大きさが増してくる。
彼も私のオッパイを揉む。
「ダメ。もっと優しく」
「はい――」
彼は従順に優しく揉む。
「乳首も優しく触って」
「うん」
優しく乳首を刺激する。
「あっ。うん。そう。乳首はもっと強くてもいいよ」
彼も興奮して、おチ〇ポを私の太腿に押し付けてくる。
「私のココも洗って」
彼の指が私の泡泡にしたおマ〇コに伸びる。
でも、指先が迷子になっている。
「〇君。童貞?」
「実は、学生の頃、酔って、最後までしたことあるみたいだけど……。あまり、覚えてなくて……」
「じゃあ。ベッドでおしえてあげるね」
「うん……」
バスタオルで身体を拭いてあげてベッドへ。
彼の上になって乳首を舐めながらの手コキ。
「ああ!」
少し萎えかけたおチ〇ポがまた熱を帯びる。
「アオイさん。あっ、すぐイキそう」
彼の陰嚢がきゅっと上がる。
イキそうになるサインだ。
「まだ、イっちゃダメ!」
「はう」
手コキを中断して、ディープキス。
ちゅ、ジュ、ぢゅ、ちゅ、ぐぢゅ
あえて、卑猥な音をたてて唾液を交換する。
また、手コキを再開。
彼のおチ〇ポからはガマン汁が溢れて、ヌルヌルしている。
ガマン汁を絡めての手コキ。
「ああ!イキそう」
「ダメ」
お・あ・ず・け を繰り返す。
「アオイさん……。俺、もうどうにかなりそうだよ……」
「ダメよ」
「お願いだから……」
彼は挿入に進みたいようだが、じらす。
「私のこと好き?」
「うん」
「でも〇君。ミスしてばかりだからなあ~。もっと頑張らないとシテあげない」
ゆっくり手コキを続けながらじらし続ける。
「――がんばる、はう!」
「ホント? 約束よ」
「――うん。だから、お願い」
私はバックにいつも隠しもっているゴムを装着。
淑女の嗜みである。
「上手に入るように、入口舐めて」
顔面騎乗でおマ〇コの入口にクンニを要求。
彼は従順にチロチロと舐める。
「あん。クリトリスもお願い」
クリトリスの場所を教えると彼は従順にチロチロと舐めてくれる。
自分で指で確認すると、おマ〇コは十分愛液で潤っていた。
騎乗位で彼のおチ〇ポを私の膣口へ導く。
「ここ分かる?」
「ヌレヌレでメッチャエロい……」
彼にあえて見えるようにスパイダー騎乗位の体制で挿入。
「アオイさん、ヌルヌル」
ゆっくりと腰を沈める。
「あん。奥まで入ったよ」
私も久しぶりだった。
そのまま、上下に腰をゆっくりグラインド。
スパイダー騎乗位の状態で彼の両乳首をつまむ。
「あ!」
彼の身体がビクンと跳ねる。
私も快楽を求め、気持ちいい場所に当たるよう角度を調整し腰をグラインドさせる。
「アオイさん!いっ」
また、射精感が押し寄せてきたようだ。
「ダメ!私より先にイったらダメ」
彼の射精感を調整しながら、私も快楽を貪る。
「あん。気持ちいところに当たってる」
彼もじらされ続けて、もう限界なのだろう、下から腰を打つ付けてくる。
「あん!」
奥の気持ちいところに当たった。
彼はもう無我夢中で腰を打ち付ける。
私の脳にも、波のように、快楽が押し寄せてくる。
「あっ!イク、イク、イク」
イク寸前。ギュッと膣が収縮した。
「アオイさん!締まる!あっ、イク!」
びゅー、びゅー、びゅく、びゅく
中で、おチ〇ポが射精しながら脈打っている。
「はあ、はあ、アオイさんメッチャエロくて最高」
彼は私の下で、はあ、はあ、いいながらイった。
その後、じらしながらもう一回イかせて、第一回目の調教が終了した。
その夜以降、彼は会社でも私を苗字ではなく「アオイさん」と呼ぶようになった。
しかも、苦手なことを派遣に丸投げすることも減り、分からないことは聞くようになった。
目ざとい派遣同僚が気付き。
「上から君、どうしたの?」
「ふふ、調教中❤」
「ふーん。いいじゃん」
タイプじゃなかったけど、一流企業の社員でもあるしキープってことで調教中です❤。
――完――