入れたらダメ!

エッチな体験談
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エッチな体験談風 短編小説

「さあ、新郎新婦が再登場いたします。キャンドルに火を灯しながらご挨拶に回りますので。温かく迎えてあげてください」

新型コロナウイルスが落ち着き、無事結婚披露宴をおこなうことができた。

温かな拍手に迎えられ、各テーブルにキャンドルサービスに回る。

来場してくれた親戚や友人に同僚に挨拶をしながら新郎と一緒にキャンドルを灯す。

そして、私の家族のテーブルの前に着いた。

私の家族は、早くに両親が事故で亡くなり、そのあとは親代わりもしてくれた兄貴。

私が最も信頼して尊敬する家族だ。

そして、その息子ユウトの二人だけだ。

「梨華~。我が妹ながら綺麗だぁ~」

兄貴は涙と鼻水を流しながら言った。

「ちょっと、兄さん。涙はいいけど鼻水は止めてよ」

そういいつつも、私も涙が溢れる。

「ユウトもありがとね」

隣で、ややうつむきがちのユウトに声をかけた。

彼は、県内でも有数の進学校の制服を着ている。

今年の春に、無事難関校に合格したのだ。叔母として誇らしいかった。

「梨華さん、き、綺麗だよ…… おめでとう……」

ユウトは絞り出すように言った。

涙を浮かべて見上げている。

ユウトと私には、私がもっとも信頼している兄貴にさえ言えない秘密があった。

あの出来事を思い出だすと、今でもお腹の下の方で子宮がジュンとなる感覚がある。

披露宴の最中というのに…… 束の間、あのユウトとのエッチな思い出の中へ意識が沈んでいく。

兄貴は建設会社で現場監督として働いていて、収入は高いものの朝は早く、帰りは深夜になることも多かった。

そのため、私はユウトが赤ちゃんの時から母親代わりをしていた。

ミルクをあげたり、オムツ交換してあげたり、お風呂で身体を洗ってあげたり。

当然、チンチンも洗ってあげた。

本当のお母さん?

ユウトのお母さんは健在だけど、まったく縁が切れている状態だ。

とても綺麗な人で、流されやすい人だった。

ユウトが生まれて、1年もしないうちに言い寄られた男性と駆け落ちのように出て行った。

兄貴は「仕事ばかりしていた俺も悪い」と言っていたけど、ユウトのことを考えると私は納得がいかなかった。

だから、ユウトをいっぱい可愛がってあげた。

私は兄貴と歳が離れていることもあり、当時高校生。

ユウトは歳の離れた弟のような存在でもあり、不思議な感覚だった。

ユウトが中学生になるまでは、泊りがけで世話したり、毎日のように顔を出した。

ちょうど3年くらいから前から、自分でご飯の準備もできるようになってきたことと、私も交際相手と結婚の話もあり、訪問回数は週1くらいになっていた。

そして、8ヵ月前のことだった。

兄貴から久々のヘルプの電話が入った。

「梨華~。彼氏君もいるのに申し訳ないんだけど、2週間の長期の出張が入っちゃってユウトの奴、受験も控えてナーバスになってて、ほっといたら飯も食わないから心配なんだ……。助けてくれ……」

ユウトのことは今でも可愛い甥っ子でもあり、弟みたいなもの。私は快諾した。

兄貴の家に2週間も泊まり込むのは、久しぶりだった。

「じゃ、梨華、すまんな。ユウトもしっかり食べろよ」

玄関で、ユウトと二人で兄貴を見送った。

「じゃあ、ユウト何食べたい?食べたいのなんでも作ってあげる」

「うん。えっと、揚げ出し豆腐―― 」

「相変わらず、渋いねぇ。今日は和食でいこうか」

ユウトはしっかりと食べてくれ、安心した。

私の訪問回数が減ったこともあり、どうしても冷凍食品やコンビニ弁当が増えていたみたいだった。

「梨華さんの料理、久しぶり―― 美味しい」

可愛い奴――。

ユウトは、美人のお母さんと兄貴の男らしい顔立ちがうまいこと合わさり、ちょっと彫りの深いイケメンに成長していた。

ユウトは私のことを叔母さんとは呼ばない、私が若い時から一緒だったこともあるけど「梨華さん」と呼ぶ。

でも、なんやかんや「おばさん」の年齢になってしまった。

「いっぱい、食べてね」

そんな感じで、代理お母さんみたいな気持ちで泊まり込みをスタートさせた。

赤ちゃんの時から面倒を見ているからか、最初は性的な感情を抱くこともなかった。

そうして、1週間くらい何もなく経過した。

洗濯は2人分だし、二三日に一回で十分だった。

ある日の晩、「あれ、ショーツ1枚足りない?ユウトの洗濯物に混ざったのかな?」

私はユウトの部屋に、聞きに行った。

夕食を食べた後だし、この時間はいつも勉強している。

1週間一緒に生活して、慣れてきた油断もあり、ノックもせずにドアを開けてしまった。

「!?」

ユウトが、私のショーツに鼻を押し付け、自分のペニスをしごいているのを目の当たりにしてしまったのだった。

突然の訪問に気付いたユウトが、驚愕の表情で振り向いた。

「梨華さん!? ―― 」

「ごめんなさい!」

あわてて、ドアを閉めた。

それから、二人とも何事もなかったように普通に接した。

朝も「おはよう」と挨拶して、普通に準備した朝食を食べてもらい学校へ送り出した。

だけど1度、スイッチが入ってしまうと、どんどん敏感になってしまい、否応なく意識させられる。

深夜に隣の部屋から「はあ、はあ」と吐息が洩れ聞こえる。

「梨華さん……」私の名前をつぶやくユウトの微かな声に敏感になる。

また、私の使用済みのショーツを持ち込みオナニーしているのだろうか。

そう思うだけで、秘部ががジュンとした。

実は彼氏とは、ずっとセックスレスだった。

30歳前にプロポーズがあるかもと期待していたけど、もう30歳を超えてしまった。

今回の泊こみを告げた時も「ああ、行っといで」の一言だった。

彼と距離を置くのちょうどいいと、兄貴のヘルプに応じた節もある。

隣の部屋で私のことを思って、ペニスを懸命にしごいている男の子がいる。

私も、たまらず、クリトリスの突起を擦った。

ジン、ジンと快感が押し寄せてくる。

声変わりもして、背も私よりも高くなって、イケメンに成長したユウト――。

ユウトに抱かれることを妄想して、クリトリスを刺激する。

「あぁぁぁイっ、く!」

オナニーでイったものの、虚しさが残った。

そんな、微妙な距離感で最後の夜を迎えた。

お泊り中、お酒を控えていたけど、最後の夜は特別にワインを開けた。

ユウトは未成年なので当然ジュースを飲んでいる。

最後の晩餐ということでローストチキンやポテトフライ、カマンベールチーズなどパーティー気分で並べた。

「ユウト、彼女つくらないのぉ~」

酔った勢いで割とタブーにしていた話題をふる。

「うん」

兄貴が、「ユウトの奴、女の子に告白されたのに断ったらしい。女性不振の気があるのかなあ」とぼやいていた。

実の母親に見捨てられたようなものだ。

女性に対し不信感があっても不思議じゃない。

「じゃあさ、どんな女の子がタイプ?芸能人じゃ誰だっけ?ほら、あの女優さん?――」

「梨華さん――」

ユウトが私の質問にかぶせるように言った。

「…………」

一瞬の沈黙。

私は、ずるい大人だ。

酔った勢いでユウトを誘惑している。

現に、今の私の服装はキャミソールにタイトなショートパンツで、部屋着とは言え露出が多い。

「ユウト……」

私とユウトの視線が絡み合う。

開けたワインは、ほとんど空になっている。

フワフワとした心地で、ユウトの唇に釘付けになった。

食卓テーブルに伝わりながら、にじり寄るようにユウトに身を寄せる。

「梨華さん……」

ユウトは最初、戸惑いながらも私を抱き寄せた。

お互いの唇に吸い寄せられるように触れた。

十代のとても艶やかで、柔らかい唇。

舌を潜り込ませ、若いエキスを舐めとるように動かす。

「はあ、じゅ、ちゅ、梨華さん……」

ユウトは悶えながら、舌を絡ませ応じた。

お酒とキスの魔力はどんどん私の思考力を麻痺させていく。

ユウトの髪をぐしゃぐしゃにしながらも、唾液を吸ったり送ったり、舌を吸ったり、入れたりを繰り返し、激しいキスに溺れる。

じゅ、ちゅ、ちゅぐ、じゅ、じゅ、ちゅ、ちゅぐ、じゅ

もう、箍(たが)がはずれている。

ユウトの手を引きソファに寝かせる。

私は、ユウトの来ていたシャツとズボンをはぎ取るように脱がした。

ユウトもすでに興奮して、股間が膨らんでいる。

たまらず、パンツを下げるとギンギンに勃起したペニスが反り返った。

「おっきいい」

ギンギンに勃起し、剥きあがったペニス。

まだ若い、イチゴのように赤く充血したカリ首が、立体的に存在を主張している。

亀頭の色はまだ、少年らしく可愛く赤く充血している。

たまらなくなり、亀頭にキスをして、そのまま口に含んだ。

「梨華さん、気持ちいいよ――、あっ、ダメだ、気持ち良すぎて……、すぐイキそう」

「いいよ、イっても――」

じゅ、じゅ、じゅぐ、じゅ、じゅぐ、じゅ、ぐじゅ、じゅ

悶えるユウトが愛おしく、ねっとりとペニスを舐め、裏筋からカリ首を舐め上げつつ抽送する。

毎日のように、私を思ってオナニーしていたユウトにご褒美を上げたい気持ちになっていた。

「あっ!梨華さん!イク、イクイク、イク!あっ!」

ユウトが射精した。

びゅー、びゅく、びゅく、びゅく、びくん

私の口の中で放出しながらも、恍惚の表情を浮かべている。

私は精液をごくんとのみ込む。

苦かったけど、若いエキスを取り込む魔女になった気分だ。

今まで、彼氏の精子だって飲んだことはなかった。

「はあ、はあ、はあ、梨華さん、めっちゃエロいよ」

じゅ、じゅ、ちゅ、とお掃除フェラをしていると、若いペニスはすぐにムクムクと反り返った。

「ユウト……スゴイね」

「梨華さんが、可愛すぎて――また、立っちゃった」

胸がキュンとする。

彼氏に「可愛い」なんてもう、ずっと言われていない気がする。

もうたまらなくなり、自分でキャミソールとショートパンツを脱いだ。

そして、リビングの電気を消した。

「梨華さんの綺麗な身体、明るいところで見たかった」

ユウトが、こんな30歳を超えた叔母さんの身体を「綺麗」だと言ってくれる。

「エッチはちょっと暗いくらいがいいの」

そう言って、ショーツも自ら脱いだ。

暗闇でユウトがごくりと唾を飲み込む気配が伝わる。

ソファで横になっているユウトに覆いかぶさるように抱き着き、またディープキスをした。

そして、ユウトの乳首を愛撫する。

「あっ」

ユウトが女の子のように甘い声を上げる。

ユウトも私のオッパイを揉む。

「すべすべで柔らかいよ梨華さん」

「ふふ、優しくもんで、乳首も優しくつまんで――」

私のお願いにこたえるようにユウトは優しく乳首をつまみ弾いた。

「あん」

お互いの乳首を愛撫しあう。

「梨華さん、エロくて、可愛いい。梨華さんのアソコ舐めてたいよ」

「恥ずかしいけど、イイよ」

私は大胆にも、顔面騎乗の体勢でユウトにオマ〇コを舐めさせた。

「場所わかる?」

「この濡れてるところ?そごい、エッチな匂いがする」

率直な言葉に萌える。

「そう――、もうオマ〇コ全体が性感帯になってるから、自由に舐めて――」

「うん」

ぺろ、チュル、ぺろ、じゅ、ベロ、ジュル、ジュル

「あん、いい、気持ちいいよ、ユウト――」

「梨華さん――、エッチな汁が溢れてるよ――」

ちゅる、ペロ、ペロ、ジュル、ペロ、ペロ、ペロ、じゅ

「はあ、はあ、梨華さんのエッチな匂いでもうたまらないよ、入れたい――」

ユウトが懇願する。

「ダ、ダメよ……。入れるのは赤ちゃんをつくる行為だよ。入れるのはダメ……」

(私も入れたい)だけど、それだけは……。

お酒に酔って、興奮状態だったけどそれだけは固辞した。

「もう一回、イけば落ち着くから、ねっ?」

そう言って、ユウトにまたがると、騎乗位スマタの体制でペニスをしごく。

ギンギンのペニスがオマ〇コの割れ目にそって、クリトリスを擦る。

「いやん、これ気持ちいい!」

グジョグジョのオマ〇コの愛液とユウトのガマン汁が潤滑液になってヌルヌルと擦り上げる。

快楽を貪り、前後にグラインドさせた。

「あっ、梨華さん、また、イキそう、気持ちいい、また、イクよ」

「イって!、私もイク、あん、いく、いく、いく、あっ、イク!イクの!」

精子が飛び散らないように押さえていた私の両手の中に、ユウトの精子がびゅく、びゅくと放出された。

濃密な精子の匂いが鼻腔に流れ込んだ。

私もクリトリスでイったからか、精子の匂いで子宮がキュンキュン疼いている。

ユウトは「はあ、はあ」と息を整えている。

ウェットティッシュで自分の手についた精子と、ユウトのペニスに残っている精子をふき取ってあげた。

「あっ!」

イったばかりで、ペニスが敏感になっているのかユウトが悶える。

そして

「ユウト、2回もイったのにまだ立ってる――」

暗闇に目が慣れて、お互いの表情や身体が映し出されていた。

「梨華さんが、エッチで可愛すぎて、おさまりそうにないよ」

まっすぐに見つめながらユウトがまた、私を直球で「可愛い」と言う。

また子宮がキュンとした。

「待ってて」

そう言うと、自分のカバンからコンドームを取り出しユウトのペニスに装着した。

こうなることも予感していたのか、準備していたズルい自分がいる。

また、ディープキスを再開する。

ユウトのキスは今日だけでものすごい上達具合だ。

積極的に舌を絡ませながら、今度はユウトが私に覆いかぶさるような体勢になった。

「梨華さん、ずっと昔から大好きだった。ずっと、繋がること妄想してた――」

「ユウト……」

唇を重ね、お互いの唾液を交換する。

ユウトの先端が私の膣口に触れる。

だけど、挿入する角度が分からず迷っているようだった。

「ここ、そう、ゆっくり押し込んで――」

ユウトの先端を導いた。

久しぶりの挿入だった。

しかも、彼氏のより大きい――。

「あぁぁぁあぁ、入ってくる。ユウトのおおきい……」

「梨華さん、温かくて、ヌルヌルで気持ちいいよ――」

「あっ!」

先端が子宮にキスをした瞬間、電気が走りビクンとした。

「梨華さん大丈夫?」

「うん、気持ち良すぎて」

「ホント?嬉しい――。動いていい?」

「うん、来て」

そう言って、ユウトにキスをせがむ。

お互いに舌を絡ませながら、ユウトが抽送を始める。

おぼつかない腰の動きだけど、亀頭が子宮にキスするたびビクンとなり、オーガズムの状態が続いている。

「梨華さん、感じてるの?めっちゃエッチな顔して、すごい可愛いよ」

ユウトがうっとりと私を見つめながら髪を梳くようになで、抽送を続ける。

「あっ、あっ、あっ、あん、いい、いいの、感じる、ユウト、ステキ、あっ」

もう感じすぎて、頭が真っ白になっている。

もう2回もイっているユウトの方が余裕があるくらいだ。

「あっ、もう、さっきから、ずっと、イってる――、感じすぎて…… 変になりそう」

「ずっと、梨華さんと繋がっていたいけど――、俺もまた、イキそう」

「うん、来て、一緒に、いっしょにイコ――」

ユウトの抽送が速まる。

腰を打ちつけるたび、ぐじゅん、ぐじゅんと卑猥な音が鳴った。

「あっ、イクよ、梨華さん、いく、いく、いく!」
「あっ、ワタシも、あっ、い、く、あぁぁぁぁぁぁぁ!」

びゅくびゅくと、コンドームの中で精子が放出され、コンドームの先端を押し上げ、子宮を刺激した。

「はん、スゴイ、まだ、いっぱい出てるの感じる……」

「りかさん……」

さすがに出し切ったのか、ユウトは繋がったまま眠っていた。

私もつられるように繋がったまま眠りについた。

翌朝、エッチな匂いが漂う部屋を、換気して何事もなかったように出張帰りの兄貴を迎えた。

私が帰るとき、兄貴に聞こえないようにユウトが言った。

「俺、本気だから……」

――――――――――――――――

「梨華、大丈夫か?疲れた?」

気が付くと、披露宴は終盤を迎えていた。まどろむような状態の中、宴は進行していた。

どのくらい、記憶の旅に出ていたのだろう。

子宮がキュンキュンと疼き、おそらく膣は濡れている。

隣で、心配そうに新郎となった彼がのぞき込む。

「大丈夫、ちょっと疲れただけ」

彼にそう答える。

ユウトと蕩けるようなセックスをした後、しばらく後悔し自分を責めた。

何より、ユウトの心を搔き乱した。

受験を控えた大事な時期に……。

そして、もっとも尊敬する存在である、兄貴を裏切ったことになる。

後戻りできなくなる前に、隣の彼に「私と結婚する気あるの!」と迫った。

彼は慌てて、プロポーズをし今日に至る。

しばらく、ユウトは落ち込んでいたけどしっかりと、志望校に合格し立ち直っているようにも見える。

ユウトも甥と叔母の関係が結婚できないことを理解していた。

母親の愛を知らない幼少期を過ごし、身近な異性だった私に依存的になっていただけだと思う。

――――――――――――――

新婚生活が始まって落ち着いたころ、ユウトからラインのメッセージが届いた。

「また、梨華さんとエッチしたいな❤」

アップで写るユウトの後ろのソファで裸の私が寝ている写真が添付されて……。

「!?…… 嘘、あの子、いつの間に……」

一度、レールから外れると元には戻れない――。

ざわざわと背筋をひやりとしたモノが駆け巡る一方。

子宮がジュンとして、熱くなった。

【完】

~この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません~

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